6ペンス
表面には、イングランドの国花バラ、アイルランドの国花ツメクサ、スコットランドの国花アザミ、ウェールスのニラの花輪模様。裏面には、エリザベス2世がデザインされている。現在は製造・流通していない。
国名 | イギリス |
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名称 | 6ペンス(ラッキー6ペンス) |
製造年 | 1954-1967年 |
素材 | 白銅 |
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ラッキー6ペンスとは
イギリスに古くからある言い伝えで、花嫁の左靴の中に6ペンスコインを入れると幸せになれるというものがあります。
そもそもなぜ6ペンスコインがが幸運の象徴として扱われるようになったのかというと、イギリスを代表する歌集「マザー・グース」が由来だと言われています。
マザー・グースの中のサムシング・フォーという結婚式の歌の中で、花嫁の靴の中に6ペンスコインを入れるというくだりがあったため、それにならって入れるようになりました。
もともと、6ペンスコインはイギリスで代々デザインを変えて数百年にわたって鋳造され続けてきたコインで、幸運のお守りとしても人気がありました。日本ではちょっと考えられない事ですが、ケーキの中に入れて焼き、ケーキを切ってその中にコインが入っていた人に幸運が訪れるという当たりクジのようにも使われていたコインです。
花嫁を守り、富をもたらしてくれるラッキー6ペンスは、イギリスの文化と深く根付いた習慣です。 画像 現在、イギリスでは通貨を10進法に統一したため6ペンスのコインが鋳造されることはなくなりました。最後の鋳造は1967年と、もう50年近くも前のことになります。現在の流通貨ではないという付加価値もあってか、お守りやラッキーアイテムとして身につけている方も多くいるようです。
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